福岡県内の不動産売却の特徴!高く売るために福岡県の取引の流れを把握しよう!

この記事では、福岡県内のマンション・土地・一戸建ての売却を考えている読者さまに向けの県内の不動産取引の傾向や地区・地域の特徴をお伝えしていきます。

ビジョンが明確になるように具体的な例を織り込んでおりますので、ぜひ最後までご覧ください。

福岡県全体の不動産売却の傾向

福岡県で過去1年間に行われた不動産取引総数は、1万3,232件です。
はじめに、不動産の売却価格の元となる土地平均単価と地価上昇率を全国と比べることでその傾向をみていきましょう。

平均単価は10万5227円/㎡と全国第8位となっており、地価上昇率も前年比+9.78%と全国第2位にランクインしています。この2つの数値はともに九州地方第1位です。

特に、地価上昇率は著しく東京都の+6.55%をはるかに超えています。この事実は福岡県の不動産が持つ可能性の高さを表しています。

また、福岡県は九州地方で最も人口密度の高い県です。そのため、持ち家率が低いという特徴を持ちその特徴が土地とマンションの売却相場を押し上げています。

しかし、一戸建てのニーズも高い水準を保っており売却相場は種別問わず、2015年以降上昇が続いています。福岡県の不動産価値は高まりをみせているのです。

地価推移でみる不動産売却の安定性

地価上昇率の高い福岡県内にあって特に上昇率が高い市町村です。

1位:春日市:+8.14%
2位:大野城市:+7.42%
3位:志免町:+7.21%
4位:須恵町:+6.73%
5位:福岡市:+6.66%
6位:宇美町:+4.77%
7位:筑紫野市:+4.70%
8位:粕屋町:+4.54%
9位:新宮町:+4.49%
10位:那珂川町:+2.94%

特徴的なのは福岡県第1の都市である福岡市を抑え、4つの市町が上位にランクインしている点です。

上昇率1位の春日市は、福岡市の南東に位置し県内最大のベッドタウンとして成長を続けています。市の中心には西鉄の春日原駅があり、福岡市内へのアクセスの良さが上昇率を支えています。
逆に下落率の高い市町村はどうでしょう。

5位:赤村:-1.60%
4位:八女市:-1.83%
3位:大川市:-1.99%
2位:添田町:-2.27%
1位:東峰村:-4.37%

東峰村の下げ幅が目立ちますが、他の地域では大幅な下落は起きていません。このことは、福岡県内での不動産売却が安定していることを示しています。

物件種別にみた売却、取引が活発に行われている地域ランキング

過去1年の間に、マンション・土地・一戸建ての売却取引が多く行われた地域とその特徴をみていきましょう。

マンション

1位:福岡市中央区:516件
2位:福岡市博多区:327件
3位:福岡市南区:244件
4位:福岡市東区:234件
5位:福岡市西区:146件

全国的には伸び悩みをみせるマンション市場ですが、福岡県では活発に取引が行われています。
天神地区とも呼ばれる中央区には、多くの商業施設があり、賑わいをみせています。
また、職場となる企業の本社が多数存在し、それらがマンションの活発な売却取引の要因となっています。

土地

1位:久留米市:201件
2位:福岡市東区:184件
3位:福岡市南区:120件
4位:福岡市早良区:119件
4位:北九州小倉南区:119件

福岡県南部に位置する久留米市は、人口30万人を超える大都市です。久留米市は、筑紫平野で独立性の高い経済・文化を築いてきた歴史を持ちます。また、近年では福岡市へのアクセスの良さから、ベッドタウンとして需要が高まっています。

一戸建て

1位:福岡市東区:234件
2位:北九州市八幡西区:194件
3位:北九州市小倉南区:161件
4位:福岡市早良区:158件
5位:福岡市博多区:131件

一戸建ての売却、取引件数の上位には、北九州市がランクインしています。
九州最北に位置する北九州市は、九州地方における鉄道路線の起点と位置付けられており、福岡市に次ぐ県内第2の都市です。
また、鉄鋼業をはじめとする工業の盛んな地域という特色もあります。
交通や工業の要として、一戸建ての売却、取引が活発に行われています。

物件種別にみた高額売却、取引ランキング

過去1年において、高額で売却、取引が行われた物件情報です。どのような特徴を持つ地区で、高額な売却、取引が成されたのでしょう。

マンション

1位: 福岡市中央区 赤坂:12,000万円:110m²:3LDK
2位: 福岡市中央区 薬院:12,000万円:100㎡:3LDK
3位: 福岡市中央区 大名:9,500万円:30㎡:1 DK
4位: 福岡市中央区 荒戸:7,400万円:115㎡:4 LDK
5位: 福岡市早良区 百道:7,200万円:105m²:4 LDK

福岡県中央区が上位を占めています。
赤坂・薬院は福岡市中央区の中核であり、銀行や企業が集まるオフィス街となっています。また、3位にランクインしている大名にはブティックや飲食店が集まり若者に人気の地区となっています。

土地(㎡単価)

1位: 福岡市博多区 博多駅前:160万円:65㎡:10,000万円
2位: 福岡市中央区 春吉:150万円:55㎡:7,800万円
3位: 福岡市中央区 春吉:130万円:470㎡:61,000万円
4位: 福岡市中央区 六本松:120万円:70㎡:8,200万円
5位: 福岡市博多区 築港本町:100万円:115㎡:12,000万円

1位と5位にランクインしている博多は福岡経済の根幹を担う地区です。
また、交通の面でも九州最大のターミナル駅である博多駅をはじめ空の玄関口である福岡空港も擁しています。

一戸建て

1位: 福岡市東区 香椎:40,000万円:230m²
2位: 福岡市中央区 大濠:33,000万円:540m² 
3位: 福岡市中央区 平尾:25,000万円:520m²
4位: 福岡市南区 玉川町:19,000万円:520m²
5位: 福岡市南区 多賀:15,000万円:640m²

福岡市東区香椎は古い歴史を持つ地域であり、同時に大規模な再開発が行われている福岡市の副都市です。その再開発に伴い、一戸建てが持つ土地の売却・取引額が上昇をみせています。

売却、取引が少ない市町村の実態

過去1年の間に売却・取引が10件未満の市町村は、以下となっています。

糸田町

合計10件(土地6件:一戸建て4件)
土地の最高売却、取引:350㎡:590万円
一戸建ての最高売却、取引:230m²:750万円

芦屋町

合計9件(土地6件:一戸建て3件)
土地の最高売却、取引:1,200m²:4,400万円
一戸建ての最高売却、取引:240m²:2,700万円

大任町

合計7件(土地2件:一戸建て5件)
土地の最高売却、取引:230m²:240万円
一戸建ての最高売却、取引:630m²:700万円

赤村

合計5件(土地2件:一戸建て3件)
土地の最高売却、取引:2,000m²以上:150万円
一戸建ての最高売却、取引:660m²:1,200万円

東峰村

合計3件(土地1件:一戸建て2件)
土地の最高売却、取引:700m²:120万円
一戸建ての最高売却、取引:270m²:1,000万円

特筆すべきは、売却、取引が0件の市町村がないということです。
また、動きの少ない市町村でも、1,000万円を超える売却、取引が成立しています。

福岡県で不動産を売却するコツ

需要の高い福岡県内の不動産ですが、売却を開始する時期やコツを知ることで短期間でより高く売ることが可能です。

一般的に、不動産売却、取引の成約が多い月として9・10月と2・3月が知られており、これは福岡県にも当てはまる傾向です。

しかし、2021年に新駅が開業する西日本鉄道『雑餉隈駅-春日原間』や延線が進められている福岡市営地下鉄が走る地域では、通年を通して活発な売却、取引が行われています。

福岡市内や春日市などでは、売却開始の時期を焦って調整するのではなく、信用の置ける不動産会社を見極め担当者と綿密な売却計画を練ることが不動産をより高く売却するコツとなります。

売却に出す予定のマンション・土地・一戸建てが福岡市内から距離のある場合は9・10月、2・3月から逆算をし準備を進めると良いでしょう。

売却準備の具体的なコツとして、マンションならハウスクリーニングを行う一戸建てなら物件の状態やその地区の需要に応じハウスクリーニングの他にリフォームを行う更地での売却を検討するなどが挙げられます。また、後々のトラブルを避ける意味ではホームインスペクションも有効です。

ホームインスペクションとは 「ホームインスペクション(住宅診断)」とは?不動産売却で義務化された?!流れや費用はどれくらい?

福岡での不動産売却まとめ

福岡県内では広い地域で活発に不動産の売却、取引が行われておりその中でも、地域・地区の特色が不動産売却に傾向を生んでいることが分かります。

売却を考えているマンション・土地・一戸建てが、どの例と共通する特徴を持っているかまた、どの程度離れた特徴を持つか比較することで売却の方針がみえてきます。

売却を始めるには準備期間が必要であり、この期間が最も重要です。好調な『今』を逃さず後悔のない不動産売却を進めてください。

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