名古屋市内で家を売るのは今の時期がおすすめ!?名古屋の不動産取引の傾向とは?

名古屋で不動産売却

名古屋市は日本三大都市のひとつであり、中部・東海地方の中心です。

この記事では、名古屋市内のマンション・土地・一戸建ての売却を予定されている読者さまに向けて市内の不動産取引の傾向と地区の特徴をお伝えしていきます。

人口の流入と再開発に沸く名古屋市内において、具体的にはどのような売却・取引が成されているでしょう。

名古屋市全体の不動産売却の傾向

市内の不動産売却価格の元となる土地平均単価と地価上昇率を全国1736市町村と比べることで、その傾向をみていきましょう。

名古屋市の土地平均単価は、47万5411円/m2です。この数値は全市町村の中で、24位にランクインしています。また、地価上昇率は+3.80%と、こちらは58位に位置しています。

24位にランクインしている土地平均単価は中部・東海地方1位であり、名古屋市が中部・東海地方の中核を成す都市として高い価値を保っていること示しています。

また、名古屋市内の土地平均地価は2008年から2012年にかけ緩やかな下降傾向にありましたが、現在は回復をみせて上昇へと転じています。

上昇に転じた理由として、市外・県外から多くの若い世代が流入しているという背景があります。若い世代の流入により、特にマンションの需要が高まり、好調な売却・取引が多数行われています。

ただし、地区によってはその地盤の緩さが懸念されており、2018年に発生した『北海道胆振東部地震』をきっかけにその影響が拡大する可能性が出ています。

このことから、不動産の売却・取引の時期を逃さないことが重要となっています。

地価推移でみる不動産売却の特徴

土地平均単価が高い水準を保っている名古屋市内の中でも、地価推移が上昇している地区です。

1位:中区:+15.62%
2位:中村区:+8.96%
3位:東区:+8.15%
4位:熱田区:+6.74%
5位:昭和区:+3.69%
6位:千種区:+3.31%
7位:西区:+2.51%
8位:瑞穂区:+2.45%
9位:天白区:+2.03%
10位:名東区:+1.78%

地価上昇率が突出して高い中区は、市役所が置かれる名古屋市の中核です。また、行政のみならず商業施設や金融機関が軒を連ねており、そのことが地価を上昇させている要因となっています。

名古屋市内で地価が下落している地区は、以下の2地区です。

2位:南区:-0.06%
1位:港区:-0.63%

南区と港区はともに地盤の緩さによる液状化現象が懸念される地区です。近年、液状化現象に対する危機意識が高まっており、結果として地価の下落が起きています。

物件種別にみた売却・取引が活発に行われている地区ランキング

名古屋市の中でも、過去1年間の間にマンション・土地・一戸建ての売却・取引が多く行われた地区とその特徴をみていきます。

マンション

1位:中区:160件
2位:千種区:143件
3位:名東区:123件
4位:緑区:102件
5位:東区:94件

取引件数1位の中区は中部地方における経済の中枢であり、多くの企業がビルを構えています。また、有名デパートなどの商業施設も充実しており、その利便性の高さから若い世代を中心にマンションのニーズが高まっています。

土地

1位:緑区:186件
2位:中川区:141件
3位:守山区:131件
4位:中村区:108件
4位:南区:108件

緑区は名古屋市の南東部に位置する地区です。区内にはJR・名鉄・市営地下鉄の駅があり交通の便の良さから人口が増加、2018年現在、名古屋市内1位の人口を擁す地区となっています。

一戸建て

1位:中川区:210件
2位:緑区:209件
3位:守山区:145件
4位:名東区:141件
5位:北区:125件
5位:天白区:125件

1位の中川区と2位の緑区における一戸建て売却・取引件数の差は僅差であり、3位の守山区を大きく引き離しています。

中川区は名古屋市の西部に位置し、JR・名鉄・近鉄・市営地下鉄・名古屋臨海高速鉄道の駅があります、

市内外へのアクセスの良さとその平坦な地形から一戸建ての需要が高く、取引件数1位となっています。

物件種別にみた高額売却・取引ランキング

過去1年において、名古屋市内で高額な売却・取引が行われた不動産の情報です。

どのような特徴を持つ不動産が高額での売却に成功しているのか見てみましょう。

マンション

1位:千種区 池下町:14,000万円:125m² :2LDK
2位:千種区 池下町:10,000万円:110m² :4LDK
3位:千種区 高見:9,900万円:100m² :3LDK
4位:千種区 高見:9,600万円:115m² :2LDK
5位:中区 大井町:9,000万円:125m² :4LDK

上位4件を千種区の物件が占めています。

千種区は名古屋市の北東に位置しJRの他に、市営地下鉄3路線の駅があります。上位2件の取引が行われた池下町地区は、千種区の中央部に位置し駅直結のタワーマンションが所在しています

高見地区には、マンションと商業施設からなる複合施設が2009年に完成して高額での売却・取引が行われています。

土地(m²単価)

1位:中区 栄:270万円:360m²:100,000万円
2位:中村区 則武:210万円:450m²:93,000万円
3位 中区 栄:190万円:420m²:77,000万円
4位:中区 丸の内:180万円:340m²:59,000万円
5位:中村区 則武:180万円: 230m²:41,000万円

1位と2位にランクインしている中区栄は、日本有数の歓楽街であり、名古屋を代表する商業エリアとして発展を続けています。

2位の中村区には、JR・名鉄・近鉄・市営地下鉄の名古屋駅が置かれ東海地方における鉄道交通の要を担っています。現在、同地区ではリニア中央新幹線開業に向けて再開発も進んでいます。

一戸建て

1位:昭和区 五軒家町:37,000万円:1,400m²
2位:北区 中切町:35,000万円:165m²
3位:西区 名駅:25,000万円:80m²
3位:西区 名駅:25,000万円:105 m²
5位:中村区 乾出町:16,000万円:260m²

西区は、城下町の面影が残る地区であるとともに、トヨタグループ発祥の土地として、日本近代工業の幕開けの地でもあります。隣接する中村区と牛島町の再開発にともない西区名駅地区では、一戸建てが持つ土地価格が上昇し高額での売却・取引が行われています。

東京区部や大阪市と比較した名古屋市の不動産価値

名古屋市は、東京都区部・大阪府大阪市と並ぶ日本三大都市です。
では、名古屋市の不動産価値を東京、大阪と比較した場合どのような位置にあるでしょう。

名古屋市の土地平均単価は、東京都区部に所在する3つの区より上位にランクインしており、地価上昇率に至っては6つの区より上位に位置しています。

また、大阪市と比較した場合でも地価上昇率の差は僅差であり名古屋市内で下落が傾向にある地区数は大阪市内の半数となっています。このことから、三大都市の中でも名古屋市の不動産価値は安定傾向が強いことがみてとれます。

名古屋市内の不動産を売却するコツ

現在、名古屋市内では各地で再開発が進んでいます。これらの地区では、再開発が何を目的としたものか、いつを目標としたものかを把握しておく必要があるでしょう。

再開発のピークに合わせ、需要に合う形での不動産売却・取引を行うことが重要です。

そのほかの地区では、人口の増加に伴う住宅需要の上昇から不動産の種別を問わず今が売却・取引の時期といえるでしょう。

また、地価が下落傾向にある南区・港区では、それぞれの地価推移のみならず、全国にアンテナを広げ液状化現象をはじめとする土地の性質が、地価にどのような影響を与えているか知る事で今後の傾向を知ることが可能です。

名古屋市内で不動産の売却・取引を行うコツとして、時期を見誤らないことが共通のテーマとなっています。

まとめ

名古屋市では、若い世代の流入に後押しされる形で土地平均単価・地価推移ともに上昇傾向にあります。

また、物件種別で売却・取引が活発な地区や高額取引が行われた地区に明確な違いがみられる点は再開発による特徴と言えます。

これらを総合的にみると、名古屋市内の不動産売却・取引は最良な時期を迎えていると言えるでしょう。

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