大阪府で不動産は高額取引されている!?大阪で失敗しない売却法

大阪で不動産売却

大阪府は西日本を代表する大都市です。大阪府の特色として、大阪市に行政・ビジネス・商業が集中していることが挙げられます。

そのような特色をもつ大阪府の不動産売却・取引を成功させるには、どのような点に注意すればよいのでしょう。

この記事では、実際に行われた売却・取引のデータを元にそのポイントを探っていきます。

大阪府全体の不動産売却の傾向

大阪府は西日本を代表する都市であり、不動産売却・取引も活発に行われています。

過去1年間に大阪府内で行われた不動産売却・取引件数は15,804件となっており、東京都・神奈川県に次ぐ3位にランクインしています。

不動産の売却価格の元となる、土地平均単価と地価上昇率を全国と比べることで、その傾向をみていきましょう。

平均単価は31万4452円/m2と全国2位となっており、地価上昇率も、前年比+6.82%と全国6位にランクインしています。

平均単価でこそ東京都を下回っていますが、地価上昇率では東京都を超える伸び率をみせており、大阪府の不動産が持つ価値が、好調に推移していることを示しています。

特に面積が狭く、需要に供給が追い付かない状態の大阪市都心部では、高額での売却・取引が期待できます。

ただし、大阪市都心部と郊外では大きな差があり、地域の特色を把握することが大切です。

地価推移でみる地区別の特徴

東京都を超える地価上昇率を誇る大阪府内において、特に好調な市町村をみていきます。

1位:大阪市:+4.35%
2位:堺市:+1.94%
3位:箕面市:+1.82%
4位:高石市:+1.74%
5位:吹田市:+1.59%
6位:茨木市:+1.49%
7位:豊中市:+1.33%
8位;泉佐野市:+0.71%
9位:泉大津市:+0.70%
10位:池田市:+0.59%

日本三大都市のひとつである大阪市が、2位の堺市を大きく引き離して1位にランクインしています。

大阪市の中でも、都心部とされる北区・中央区・西区・天王寺区・浪速区・福島区・都島区・淀川区・阿倍野区では、従来からの商業地としての需要に加えてマンションをはじめとする住宅地としてのニーズも高まっており、このことが市全体の地価上昇に拍車をかけています。

2位の堺市は、大阪市の南に位置し、人口約80万人を擁す巨大ベッドタウンです。南海電鉄高野線をはじめとする6つの路線が堺市と大阪市を結んでおり、多くの地区で開発・再開発が進んでいます。

大阪府内において、地価下落率が高い地域は以下です。

5位:河南町:-1.81%
4位:豊能町:-2.02%
3位:千早赤阪村:-2.62%
2位:能勢町:-2.65%
1位:岬町:-3.11%

岬町は大阪府の最南端に位置する町です。人口減少が著しく、そのことが地価下落率の要因となっています。

大阪市と地価推移を比較した場合、その差は7.46%となっており、大阪府の不動産売却・取引の特徴である地域差が現れています。

物件種別にみた売却・取引が活発に行われている地域ランキング

活発に不動産売却・取引が行われている大阪府内のなかでも、過去1年の間に、マンション・土地・一戸建て、それぞれの取引件数が多い地区をみていきます。

マンション

1位:大阪市 北区:353件
2位:吹田市:348件
3位:大阪市 中央区:347件
4位:大阪市 淀川区:304件
5位:豊中市:272件

大阪市北区中心部には、西日本最大規模の繁華街、梅田があります。また、同地区は高層ビルが立ち並ぶビジネス街でもあり、大阪府における交通の要所でもあります。

これらの利便性がマンションの需要を高め、多くの売却・取引が行われています。

土地

1位:東大阪市:165件
2位:枚方市:152件
3位:高槻市:136件
4位:豊中市:115件
5位:吹田市:107件

大阪市の東に位置する東大阪市は、堺市と並ぶ大阪府のベッドタウンです。

市内には6つの路線が駅を置いており、大阪市や京都市へのアクセスの良さから土地取引が多く行われています。

しかし、人口は減少傾向にあり、この傾向は将来的にも続くと推測されています。このことから、土地の売却・取引の件数は、今後下降すると予測されています。

一戸建て

1位:枚方市:405件
2位:豊中市:293件
3位:高槻市:290件
4位:八尾市:262件
5位:寝屋川市:211件

大阪北東部に位置する枚方市は、大阪府北部の中核を成す地域です。

大阪と京都を結ぶ要所として、古い歴史を持つとともに近年では子どもの教育に力を入れる地域としても知られています。この地域性が一戸建ての需要を高めています。

物件種別にみた高額売却・取引ランキング

地価上昇率では大阪市が群を抜いていましたが、物件種別に個々の取引をみた場合、どのような特徴があるでしょう。

マンション

1位:大阪市中央区 高麗橋:15,000万円:105m²:2LDK
2位:大阪市福島区 福島:15,000万円:125m²:2LDK
3位:大阪市福島区 福島:12,000万円:115m²:2LDK
4位:大阪市福島区 福島:10,000万円:95m²:1LDK
5位:大阪市北区 中之島:10,000万円:120m²:3LDK

大阪市内の売却・取引が1位から5位全てを占めています。

大阪市中央区は大阪府の府庁所在地です。官庁の他、ビジネスや商業の中心地として発展してきましたが、バブル崩壊後は高層マンションも多く建設され高値で取引が行われています。

土地(m²単価)

1位:高槻市 高槻町:210万円:135m²:28,000万円
2位:高槻市 高槻町:200万円:175m²:35,000万円
3位:大阪市中央区 道修町:160万円:230m²:36,000万円
4位:大阪市中央区 谷町:150万円:55m²:8,000万円
5位:大阪市中央区 材木町:130万円:65m²:8,500万円

大阪市中央区を抑え、高槻市高槻町が1位と2位にランクインしています。大阪府北東部に位置する高槻市は、大阪市と京都市のベッドタウンとして発展をみせています。

高槻駅周辺には、大型商業施設と多くの商店が並び若者に人気のエリアとしても注目されています。

一戸建て

1位:池田市 城南:54,000万円:1,000m²
2位:大阪市東成区 中本:27,000万円:720m²
3位:大阪市都島区 内代町:26,000万円:240m²
4位:大阪市住吉区 帝塚山西:24,000万円:660m²
5位:豊中市 長興寺北:22,000万円:580m²

池田市は大阪府北西に位置し、大阪国際空港を擁す関西の空の玄関となっています。

ダイハツが本社を置き3人目の子どもが生まれた世帯にはダイハツ本社から車が貸与されるなど、ユニークな子育て支援の取り組みが行われています。

西日本における大阪市の不動産価値

西日本において大阪市は神戸市と比較されることが多い地域です。

不動産価値という視点で見た場合、大阪市と神戸市ではどのような違いがみられるのでしょう。

大阪市の平均地価は77万4044円/m2、地価推移は+4.35%です。対して神戸市の平均地価は29万0943円/m2、地価推移は+1.71%です。どちらの数値でも大阪市が神戸市を上回っています。

成長が著しい福岡市や京都市と比較しても、大阪市の平均地価は高い水準にあります。これらのことから、西日本における大阪市の不動産価値はいまだトップにあると言えるのです。

大阪府の不動産を売却するコツ

大阪府では、市町村・地区間で不動産売却・取引に大きな差がみられます。

マンションを例としてみた場合、大阪市内では高額な売却・取引が行われています。しかし、同じ大阪市内でも大正区や旭区、東住吉区、此花区では地価が下落傾向にあり、開発・再開発が進む地区との間に、差が生まれています。

大阪市郊外においては、その差はより明確です。複雑な動きをみせる大阪府内の不動産を売却するには、人口の流れや開発計画などを総合的にみたうえで売却・取引のタイミングを見極めることが大切です。それらの情報を正確に得るには専門家の知識が欠かせません。

まとめ

大阪府では、北部への人口流入と再開発により同地域での不動産売却・取引が盛んに行われています。

マンションの高騰により、大阪市都心部での不動産取引に注目が集まる傾向がありますが、絶対的な面積の狭さから新たな土地を確保することは困難となっています。土地・一戸建ての高額売却・取引は大阪市外の府北部でも多くみられます。

しかし、大阪府全体の人口は減少傾向にありこのことが岬町・能勢町をはじめとする南部の地価下落として表れています。また、現在は好調な売買が行われている地域・地区でも今後人口は減少すると予測されています。

そのため、大阪府内で後悔のない不動産売却・取引を行うには冷静な判断と決断力が必要となっています。

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