札幌市内の不動産売却ランキングと札幌で売るためのコツ!

札幌での不動産売却のコツ

札幌市は福岡市と並び、人口増加率の高い地方都市です。

特に札幌都心である中央区では、地価上昇率が10%を超えマンションの売却・取引件数も他の地区に比べ二倍以上です。

また、中央区以外の地区でも地価の下落はみられず土地・一戸建ての売却・取引は中央区以外で多く行われています。

しかし、2018年の北海道胆振東部地震で起きた液状化被害をきっかけに地盤に対する不安が再認識されており、不動産売却・取引に影響が現れることも懸念されています。

札幌市全体の不動産売却の傾向

北海道札幌市の土地平均単価は、15万3065円/㎡で全1736市区町村の中で101位です。

地価変動率は+5.83%となっており、こちらは全市区町村の中でも33位にランクインしています。

近年の地価推移をみても2013年までは下落傾向にありましたが、以降は回復・上昇に転じ2015年+1.72%、2016年+3.51%、2017年+4.06%と高い上げ幅で推移しています。

札幌市の不動産売却・取引の特徴として、中古一戸建ての需要が高いという特徴があります。その需要の高さは東京の約3倍であり、人口が増加傾向にある札幌市内において、さらに伸びる可能性を秘めています。

札幌市の地価推移でみる不動産売却

札幌市内の各行政区における地価推移を、高い順に並べています。

1位:札幌市中央区:+12.23%
2位:札幌市白石区:+6.97%
3位:札幌市北区:+6.73%
4位:札幌市厚別区:+5.67%
5位:札幌市豊平区:+5.40%
6位:札幌市東区:+5.34%
7位:札幌市手稲区:+4.31%
8位:札幌市西区:+3.97%
9位:札幌市清田区:+3.64%
10位:札幌市南区:+2.03%

札幌市中央区の上昇率が目立ちますが、全ての行政区が地価を上げています。札幌市内の不動産売却価値は、上昇傾向にあることが分かります。

地価上昇率1位の札幌市中央区は、札幌市役所の他、北海道庁や国の出先機関が集中している札幌市の中核です。

行政以外にも、北海道銀行本店をはじめとする地方銀行・都市銀行の支店が集中し金融の中心としての役割も持ちます。

札幌一番街地区は、老舗百貨店などが集まる古くからの商業地であり、四番街地区は、北海道最大の繁華街、すすきのを擁します。

交通の面では、JR・札幌市営地下鉄・市電が駅を置きなかでもJR札幌駅は北海道新幹線の延伸が予定されています。

2位の札幌市白石区は、中央区の東側に位置します。人口は211,496人と札幌市10区の中で6位ですが、人口密度は最も高い地区です。

鉄道交通では、JR・市営地下鉄が東西に走り、札幌市中央区へのアクセスの良さから、不動産への注目度が高くなっています。

3位の札幌市北区は、中央区の北東に位置し、札幌市最北の地区です。人口は札幌市10区の中で最も多く、288,114人です。

JR2路線と札幌市営地下鉄1路線が、合わせて14の駅を置いています。札幌都心まで10分前後という立地から、札幌市のベッドタウンとしての役割を担っています。

地価上昇率が小幅な札幌市南区の特徴もみていきます。札幌市南区は、札幌市西側に位置し市内で最も広い面積を持つ地区です。

標高1000mを超える山々が多くあり、洞爺湖を中心とした国立公園が多くの観光客に愛されています。

自然が豊かな地区でありながらも、千歳空港や札幌市中央区からのアクセスの良さから地価は落ち込むことなく推移しています。

物件種別にみた売却、取引が活発に行われているエリアランキング

市内全ての地区で地価が上昇している札幌市において、特に不動産売却・取引の件数が多い地区をマンション・土地・一戸建ての物件種別に挙げその特徴をみていきます。

マンション

1位:札幌市中央区:401件
2位:札幌市豊平区:171件
3位:札幌市北区:125件
4位:札幌市厚別区:90件
5位:札幌市東区:88件

札幌市内では中央区での売却・取引件数が群を抜いています。札幌市中央区は行政・金融・商業の中心でありビジネス街でもあります。

それら利便性が、若い世代の流入につながり、マンションの需要は年々上昇しています。

2位にランクインした札幌市豊平区は、中央区の南東に位置する地区です。札幌市営地下鉄2路線の駅があり札幌ドームの所在地としても知られています。

土地

1位:札幌市北区:264件
2位:札幌市東区:242件
3位:札幌市西区:158件
4位:札幌市白石区:127件
5位:札幌市南区:114件

土地取引件数では、北区と東区が僅差で1位と2位にランクインしています。札幌市北区は札幌市内で最も人口の多い地区ですが、市内3位の面積を持つこともあり、人口密度は6位に留まっています。

比較的平坦な地形と中央区へのアクセスの良さから土地の需要が高く多数の売却・取引が行われています。

札幌市東区は、札幌市北東に位置する地区です。市内2位の人口を擁し、札幌市北区と同じく平坦な地形を持ちます。人口の多さと平坦な地形により土地の売却・取引が多く行われています。

一戸建て

1位:札幌市北区:306件
2位:札幌市東区:259件
3位:札幌市豊平区:194件
4位:札幌市白石区:191件
5位:札幌市西区:161件

一戸建ての売却・取引件数も北区と東区が1位と2位にランクインしています。

札幌市北区と東区は人口・面積・人口密度が似た傾向にあり、また平坦な地形であることも共通した特徴です。

北区にはJR2路線・札幌市営地下鉄1路線の3路線が駅を置いているのに対し、東区には札幌市営地下鉄1路線が置いているのみです。この鉄道交通網の差が、一戸建て売却・取引件数に現れています。

物件種別にみた高額売却、取引ランキング

札幌市内において、マンションと土地・一戸建てでは不動産売却・取引件数の多い地区に違いがありました。では、物件種別に高額な取引が行われた地区・エリアはどうでしょうか。

過去1年の間に実際に行われた売却・取引を元に地区・エリアの特徴と共にみていきます。

マンション

1位:札幌市中央区 大通西:16,000万円:260m²:4 LDK
2位:札幌市中央区 大通西:8,900万円:110m²:2 LDK
3位:札幌市中央区 大通西:8,700万円:165m²:4 LDK
4位:札幌市中央区 北5条西:7,300万円:95m²:4 LDK
5位:札幌市中央区 大通西:6,900万円:90m²:3 LDK

札幌市中央区大通西が、4件ランクインしています。
中央区大通西エリアは、札幌都心に程近くマンション開発が盛んなエリアです。また、南東部には大通公園が所在します。

土地(m²単価)

1位:札幌市中央区 南3条西:260万円:240m²:62,000万円
2位:札幌市中央区 南3条西:260万円:140m²:37,000万円
3位:札幌市中央区 南1条西:240万円:70m²:17,000万円
4位:札幌市中央区 南1条西:160万円:45m²:7,100万円
5位:札幌市中央区 南3条西:81万円:880m²:72,000万円

札幌市中央区南3条西が3件ランクインしています。中央区南3条西は札幌市中央区役所を中心とした東西に長いエリアです。大通り公園の南側に並行する形で位置しています。南東部がすすきのと接する、商業エリアでもあります。

一戸建て

1位:札幌市中央区 大通西:14,000万円:220m²
2位:札幌市豊平区 西岡4条:13,000万円:290m²
3位:札幌市中央区 南6条西:11,000万円:150m²
4位:札幌市中央区 南9条西:7,700万円:220m²
5位:札幌市東区 北28条東:7,600万円:280m²

2位にランクインしている札幌市豊平区西岡4条は豊平区北西に位置するエリアです。札幌都心からも近く、早くから住宅地として開発が進んだエリアでもあります。

札幌市の不動産を売却するコツ

札幌市全域の地価が上昇しており、市内の不動産売却・取引は現在好調な状態にあります。

札幌市中央区では、今後も市外からの人口流入が見込まれており、マンションの需要はしばらく上昇を続けると予想されます。

地価や人口の変動に敏感であることが、札幌市中央区における不動産売却・取引を成功させるポイントです。

同じ札幌市内でも中央区以外は今後人口が減少に転じ、高齢化が進むとの予測がされています。このことから、中央区以外の不動産売却・取引を成功させるには、いままでとは異なる戦略が必要となっていきます。

需要が高い中古一戸建てを売却する際にも、買い手を予測し必要に応じリフォーム・リノベーションを行うことが重要です。

また、札幌市内では地盤の弱さが問題となっています。北海道胆振東部地震で大きな被害を出した清田区をはじめ、泥炭地が多い白石区・東区・北区・手稲区は液状化が起きやすい地区です。

これらのエリアに位置する不動産を売却・取引する際には、地盤改良が成されているか、建物に傾ぎが出ていないか等の十分な調査と、適切な対処が必要です。

まとめ

札幌市の不動産売却・取引は、市外からの人口流入と2013年以降の大幅な地価上昇で好調な状態にあります。

しかし、北海道胆振東部地震による液状化が起きたいま、札幌市の不動産売却・取引にどの程度影響が出ているのか正確なデータを出すには時間を要します。

その結果が出るまで売却を控えるのか、最善な対策の元、不動産売却・取引を行うのかを決めるには、広く専門家に意見を求めることが不可欠です。

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